人工内耳装用者が言語聴取の次に望むことは、音楽の聴取であるという調査結果があります。 ところが、人工内耳の性能上、音楽の聴取は難しいと言われております。 人工内耳装用後のリハビリテーションは言語聴取が中心であり、音楽のリハビリテーションはほとんど行われていなく、そこには音楽の専門家も居ません。 そこで、私達は人工内耳での音楽聴取の可能性と限界を明らかにする為に、2001年より継続的な研究を行っております。