人が音を聞いて、その音を快く感じるか不快に感じるかは、必ずしも同一な結果になるとは限らないと私達は考えます。 しかし、不快な音の例えを「スリガラスを引っ掻く時の音」としたり、快い音の例えを「小鳥の囀り」としたりするように、多くの人が共感する音もあるでしょう。 このように、音の聞こえ方や感じ方には個人差は存在しても、何らかの傾向があるのではないかと考え、人の「聴こえ」についての研究を行っております。